朝日新聞の記事で「初心者向け第一位の山」に選ばれた福島県を代表する安達太良山。
今日は趣を変えて、ちょいと疑似登山をしてみましょう♪
標高1700mの安達太良山。奥岳登山口から登ると標高1350mまでゴンドラリフトで楽ちん移動できちゃうんです。
これが初心者向けたる所以ですかねー。ゴンドラからの眺望もなかなか良いです。
ゴンドラを下りるとこんな感じ。
さぁ登るぞ!って感じの準備エリアがちゃんとあるんですねー。
このゴンドラはスキー場のそれなので、スキーやスノボを履くエリアがあるんですね。
この木道はこの先しばらく続きます。安達太良を一望する景勝スポットの薬師岳山頂はここから数分。ここまでならヒールでもOK(かかとが折れても知りません)。
道しるべもちゃんと作ってくれてます。
山をなめちゃダメだぞ的な戒めの言葉まで書いてあります。
とーぜんですね。何人もの方がこの先で遭難していますからね。
山の遭難捜索では1日に数十万円かかります。探す方も命がけです。払うのは残された家族や親族知人友人ですからね。
「探してくれと頼んだ覚えはない」と息巻いた遭難者も居たそうな。そーゆー人は登らんでください(爆)
自然の中ですからね。そりゃ倒木ぐらいありますよ。しかも頻繁に。
道に見えないかもしれませんが、ここは道です。
冬の間に雪で押さえつけられた木々が寝てるんですよ。手袋はかならず持ってくるよーに! 下手をすると手を切るからね。軍手で十分ですよ。
夏頃になると木々も寝てるのに飽きて起きてきます。
目指すは正面、安達太良山!!
途中まで木道があって本当に楽ちんです。
でもこれが実は弊害でねぇ。イマドキのトレッカーの中には、「木道が途中まででもあることがありがたい」と思ってくれず。。。
「なんで頂上までないんだ!?」
というバカげた発想をする方までいるんですよねー。
そーゆー人は、登らなくて良し。ていうか、作らない方が個人的にはよいと思う。
とうぜん木道は途中で切れ、ふつーの山道になります。
道というか、、、人の足跡の獣道。雨水の通り道とも言います。
だから、こーゆー道もあります。当然ですね。雨の後は足下がドロドロ。この日もドロドロ。スパッツは必需分ですよー!
慣れてる人は長靴で上がっちゃうんですが、、、やめた方がいいです。長靴で登ることをステータスだとか、地元意識とかだと思ってる人が居ますが、すんごい慢心だと思います。
ほっと一息。
仙女平の分岐点です。なんで分岐かって言う説明は面倒なので割愛。
ここまで休まず、できるだけゆっくり登るようにしたほうが良いです。ここに辿り着く前に疲れ切ったらペースが速すぎ。
休み過ぎもよくないんですよー。体に同じぐらいの負荷をかけつつ登りましょう。競争じゃないんだからねー。
春先には必ず残雪を渡る場所がココ。
そして必ず山開きにはTVカメラや新聞記者が陣取るところ(笑)
TVカメラと三脚を担いで登るのはたいへんだろーなー!
ごくろうさまです(>_<)
今年は残雪が多かったですねー。あるべきところが多くて、ないところはいつもよりないって感じかな。
もうすぐ山頂♪
ここから約600mぐらい。もう目の前!
このあたりから森林限界になってきます。木々が絶え、岩肌があらわになるところ。
安達太良山の醍醐味はこーゆーところにあると思います。同じ距離数を歩く山でも、亜高山から高山の様相を体験できる山ってあんまりないんですよ。
荒々しさを体験できて、且つ登りやすい山の代表格です☆
はい、山頂!
完全に木々はなくなり山肌があらわになります。
3kmも歩かずにこーゆー風景を体感できるんですねー。
まぁたった3km弱なんだけど、平地とは違うのでそれなりに「登った感」が味わえます。
山開きで晴天というのは久しぶりでした。ここで先にUPした環水平アークが観測できたのでございます。良きかな♪
山頂付近から北側に目を向けた写真。
箕輪山に通じる、馬の背や牛の背と呼ばれる稜線が続きます。
この風景が実はこの山の落とし穴。森林限界で木々もないので悪天候時には最悪の状況になります。雷雲でも出たら隠れようがありません。
西風が吹くと裏磐梯湖沼群からの湿った空気が稜線に沿って雲を発生させて視界を遮ります。これは広範囲に広がって、事故を誘発させるんです。
初心者向けとは言いながら甘く見ちゃいけない理由はここにあるんですね。山は計画的に登りませう。
下山風景。登ったルートとは別です。
今年はやっぱり残雪が多いです。
山スキーが楽しめそう♪
でも雪の下は沢です。雪の下は空洞の場所もあります。落ちて雪が消えるまで捜索不可能・・・なんてことにならないように(>_<) ありえるんですよ。ルートから外れないようにね!
初めての山は危険がいっぱいです。とくに春山はね。装備と慎重さは怠らないでくださいませ。
これからの時期は高山植物が楽しめる時期です。どこかのローン会社のCMじゃないけど、計画的に登山を楽しみましょうね。
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